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AFPLA (アジア政治学学生協会)は東アジア日中韓台の5大学(東京大学、北京大学、復旦大学、ソウル大学校、国立台湾大学)の学生が毎年夏一堂に会し、政治や外交等を議論する国際会議を2007年から開催しています。2025年は18回目の開催となります。
参加する5つの大学
北京大学 Peking University
ソウル大学校 Seoul National University
復旦大学 Fudan University
東京大学 The University of Tokyo
国立台湾大学 National Taiwan University
AFPLAの活動は新入生募集期間、本大会準備期間、本大会期間、翌年の準備期間からなります。
新入生募集期間 説明会、選考会
本大会準備期間 勉強会、中間報告会、Social Event
本大会 議論、カルチャーツアー、カルチャーナイト
翌年の準備期間 大会報告書の作成等
新入生募集期間
AFPLAのことを新入生に知っていただくために、東京大学教養学部オリエンテーション委員会主催のオリエンテーションへの参加やオンライン・対面での説明会の実施、広告の配布等を行います。
2025年大会に向けた準備に参加する学生の選考を実施します。
なお、所属学部は選考要件とはなっていないため、多様な学部や学年からの応募があります。
本大会準備期間
政治、外交、経済、社会、歴史の5つの分科会に分かれ、それぞれの分科会に課された議題について議論します。
5~7月の期間に1週間に1回の頻度で行います。
例年、6月に代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで中間報告会を行います。
中間報告会ではそれまで分科会ごとに行っていた勉強会の内容を共有し、活発に議論します。
Social Eventは本大会前に5大学がオンラインで交流するイベントで、大学のキャンパスを案内する動画を作成するほか、ブレイクアウトルームに分かれて、交流やミニゲームなどを行い親睦を深めます。
本大会
各大学が本大会までに準備してきた内容でプレゼンテーションを行い、それについて議論します。AFPLA開催中は1日あたり6時間ほどを議論に費やします。
他の大学の学生とともに、半日間で開催都市の観光地を訪問し、親睦を深めます。
各大学がそれぞれの文化を紹介します。例年、東京大学は日本の文化として、ソーラン節を披露します。
翌年の準備期間
ご支援いただいた皆様に向けた大会報告書を作成、公表しております。
AFPLAは2007年、ソウル大・北京大の政治学専攻学生間の交流が発端となり、設立され、翌年より復旦大が参加しました。東京大学からのAFPLAへの参加は、2009年に渡辺浩法学部教授(当時)に紹介を受けて始まったもので、同年より法学部政治コースの学生が(現在は学部を限定せず、東京大学のすべての学部生が参加可能)他の3大学と交流を開始し、2011年の本大会からは正式に参加し、すべての本大会に参加しています。2014年からは国立台湾大学も参加しています。2020年から3年間は新型コロナウイルスの流行により、渡航できず、対面開催ができない年もありましたが、延期やオンライン開催を経ても交流事業は脈々と受け継がれています。
東アジアの政治について議論します。2024年度のソウル大会ではサイバー空間と安全保障をめぐる問題を議論しました。
東アジアの外交について議論します。2024年度のソウル大会では広報文化外交と東アジア共同体について議論しました。
東アジアの経済について議論します。2024年度のソウル大会では経済成長と環境問題について議論しました。
東アジアの社会について議論します。2024年度のソウル大会では東アジアの教育に関する問題について議論しました。
東アジアの歴史について議論します。2024年度のソウル大会では東アジアの交流の歴史について議論しました。